ピラティスについて

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History

ピラティスの歴史

ジョセフ・H・ピラティス

ピラティスは、20世期初頭に一人のドイツ人が自分の病克服のために、解剖学を独学しながら、世界中の健康法を実践し学ぶことで誕生したエクササイズです。彼はこのエクササイズを「コントロロジー」と呼びましたが、現在は彼の名を取って「ピラティス」と呼ばれています。彼が30代の頃、第一次世界大戦が始まり英軍の捕虜となります。彼は身体知識があるため看護師として働きます。ピラティスマシンはこの時、ベッドのスプリンを利用して、負傷兵のリハビリに用いた事が始まりです。1918年イギリスではスペイン風邪が大流行しましたが、彼の働く収容所の負傷兵や捕虜は彼のエクササイズを受けたため、誰一人犠牲になりませんでした。その後渡米し、妻と共にマンハッタンでスタジオを開設。怪我をしたダンサーの指導や、エクササイズマシンの開発に87歳の生涯を捧げました。

Potential

ピラティスでできること

正しい姿勢になれる

正しい姿勢は、ヒトが一番疲れにくい姿勢です。体の各関節に一番負担がかかりません。血液の流れや内臓の働きにも影響を及ぼします。疲れやすい、腰痛、肩こり、冷え性、ぽっこりお腹、便秘・消化不良などの解決の鍵を握っています。体が心地よいと心も前向きにに変わります。姿勢を正すことの貢献度は大きいです。

 

スポーツが上達する

正しい体の使い方がでできると、筋肉バランスが整い、体の自然な関節の動きを上手く連動させて、少ないエネルギーで大きなパワーを出すことができます。またその筋肉の質は柔軟で、体が硬いヒトも柔らかくなりケガをしにくくなります。正しい体の使い方は、動くことを楽しめ、動いた後に爽快感をもたらします。スポーツだけでなく日常生活の動き、家事、仕事でも同じことが言えます。

 

ダイエット・美容に役立つ

筋肉には、普段使われにくい体のより深い、骨や内臓に近い深層筋があります。深層筋は姿勢を保つのに必要な筋肉で、寝ている間も働き、呼吸でも働いています。深層筋の使い方や呼吸を意識するピラティスは、代謝の高い体に変化させます。産後の体型崩れ、年齢による太りやすさ、たるんだぜい肉などのお悩みも解決します。

 

Machine

スタジオ使用のマシン

リフォーマー

Merrithew®︎製 V2Max


 
代表的なピラティスマシーン。体を「リフォーム」することからついた名称です。寝た状態でエクササイズできるので、自重を軽減し関節に優しいです。体を支持する面が動くことで、その中で安定すべきところを安定できるかが課題となるマシンです。端に立つタワーがあることで、「キャデラック」というマシンでできるエクササイズの70%程度を行えます。
 

スタビリティーチェア

Merrithew®︎製


 
名前に「スタビリティー=安定」とつく椅子だけに、骨盤や脊柱、肩甲骨の安定をペダルを使うことで養います。座ってできるエクササイズもあるので、高齢者や妊婦向けにもなります。立位でできるエクササイズも多いです。